サッカーのPK(ペナルティーキック)。
トーナメント大会などでは、同点で決着が着かない場合に、各チーム5名ずつ蹴って試合の勝者を決めます。
2022年のワールドカップカタール大会では、日本がクロアチアにPKで破れて物議を呼びましたね。
その際に、話題になったのが日本はPKのキッカーを監督の指名制でなく、挙手制(立候補)にしたことでした。
この記事では、挙手制と指名制に関して、メリット・デメリットを確認していきたいと思います。
サッカーPKの挙手制(立候補)のメリット・デメリットは?
PKの挙手制(立候補)のメリットを確認したいと思います。
2022年ワールドカップカタール大会では、日本はクロアチア戦でこの方式を採用しました。
意欲ある選手がキックできる
PKは、メンタル面が非常に大きく結果に影響すると言われています。
よって、自信を持って自ら蹴りたいと思う選手が蹴るのがいいという考え方です。
個人で完結できる作業である
ゲームの120分の試合では、味方含め様々な連携が必要になりますが、ことPKに関しては完全に独立して個人で実行できるプレーになります。
よって、立候補制にしても、悪影響がないという考えです。
サッカーPKの指名制のメリット・デメリットは?
PKの指名制のメリットを確認したいと思います。
2023年2月、日本代表の森保監督は今後この方式を採用すると発言しました。
冷静に選手の性格・能力を判断できる
監督が選手の状況・疲労度・性格含め一番知っています。
よって、監督が総合的に判断するのが一番であるという考え方です。
失敗した時の選手の精神的負担を軽減できる
ワールドカップなど大きな大会でのプレッシャーは計り知れないものがあります。
仮にPKで失敗したら、失敗した本人は相当精神的に厳しい状況となることは予想できるでしょう。
それが、”監督が指名したのだから”ということで、少しは精神的負担が軽減されるのではという部分を考慮した考え方です。
挙手制・指名制どちらが用いられる事が多い?
実際の試合では、挙手制も指名制もどちらも多いようです。
日本代表の森保監督は、これまで2回PK戦になったことがあり、2回とも挙手制を用いました。
結果は、1勝1敗でした。
東京五輪のベスト8のニュージーランド戦では勝ちましたが、カタールW杯ではベスト16でクロアチアに破れました。
まとめ
この記事では「PKの挙手制(立候補)と指名制、メリット・デメリットは?サッカー」をご紹介しました。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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