プロ野球は、セ・リーグが投手が打席に立つのに対して、パ・リーグが投手が打席に立たず、その代わり、守備につかずに打つだけの選手が起用されるDH制を採用しています。
近年、セ・リーグもDH制を採用した方がいいという声があり、賛成派と反対派の意見が分かれています。
この記事では、DH制の賛成派と反対派の意見を確認していきたいと思います。
DH制は賛成派の意見
DH制の方が強くなる
近年パ・リーグが強いのは、DH制を採用しているからという意見です。
実際、近年の日本シリーズの優勝チームがセ・リーグかパ・リーグかを確認してみると、
- 2000~2009年:セ・リーグ5勝5敗
- 2010~2019年:パ・リーグ9勝1敗
- 2020~2022年:パ・リーグ2勝1敗
と2010年以降はパ・リーグが圧倒しています。
しかし、2010年以降パ・リーグが強いのはDH制を採用しているからでしょうか。
パ・リーグがDH制を採用したので1975年からですので、パ・リーグが強いのはDH制を採用していることと関係あるのは、わかりませんね。
選手の出場機会が増える
DH制を採用することにより、先発メンバーが10人になることになり、出場する選手が増えるという点です。
これにより、守備が苦手だが打撃が得意という選手が活躍できるようになるというものですね。
DH制は反対派の意見
選手交代が少なくなり面白くない
投手が打席に立たないと、ゲームの途中で、選手交代の場面が少なくなり面白くないという意見です。
投手に代打が送られるかどうかの駆け引きが面白いという意見がありますね。
パ・リーグが強いのはドラフトのくじ運
これは、DH制賛成派の意見の「DH制の方が強くなる」に対する反対の意見になります。
2010年以降パ・リーグがセ・リーグを圧倒しているというのは、ドラフト会議で抽選となった場合のくじがパ・リーグがほとんど当たっているのが原因であるという意見です。
DH制でないほうが選手の出場機会が増える
これは、DH制賛成派の意見の「選手の出場機会が増える」に対する反対の意見になります。
投手が打順が回ると代打を送ることが多くなり、またそれに伴い代打のあとの守備位置や打順も変更になることが多く、結果として試合に出場する選手は増えるという意見です。
まとめ
この記事では「DH制は反対?賛成?意見のまとめ【プロ野球】」をご紹介しました。
様々な意見がありますね。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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