「何か音楽をやってみたいな」。
「ギターをやりたいけど、自分にできるのかな」。
「フラメンコって面白そうだけど、どんなのだろう」。
そんな風に漠然と思っている人も多いかとおもいます。
しかしながら、初心者にはそこから一歩進みだしにくいと思います。
そこで、ここでは、フラメンコギターについての魅力をご紹介していき、フラメンコギターを始めるきっかけとなれるよう、お伝えしますね。
私はフラメンコギター歴28年です。学生時代に始めたのですが、その後もずっと趣味として継続しています。
ここではフラメンコギターの魅力をたっぷりと解説します!!?!!
ギターの特徴・魅力
言うまでもないですが、フラメンコギターは、ギターの一つの種類です。
エレキギターとアコースティックギター
ギターは大きく分けて、エレキギターとアコースティックギターに分かれます。
エレキギターは電気を通して音を出すギターのことです。
アコースティックギター(以降、アコギ)は逆に電気を通さずに音を出すギターです。
エレキギターは、ボディに内蔵しているピックアップという装置により弦の振動を電気信号に変換し、アンプという機材に送信し、スピーカーから音を出します。
一方で、アコギは、ボディが空洞になっており、弦の振動をボディ内で共振させることで音を出します。
アコギの種類
この2つの分類で、フラメンコギターは、電気を通さないギターになりますので、アコギに分類されます。
アコギの中でも色々な種類のギターがあります。
フォークギターやクラシックギターなど、ボディの形状や、音楽の種類などによって様々なギターの種類があります。
フォークギターは、弾き語りでよく用いられることから、”アコギ=フォークギター”を指すことが多いです。
フォークギターとクラシックギターの違い
アコギの代表であるフォークギターとクラシックギターの違いを見ていきます。
フォークギターの特徴は、スチール弦を使っています。
一方でクラシックギターは、ナイロン弦(ガット弦)を使っています。
その為、クラシックギターは温かみのあるふくよかな音を出します。
そして、フラメンコギターは、クラシックギターと同じナイロン弦(ガット弦)を使っています。
よって、クラシックギターとフラメンコギターは、ガットギターと呼ばれることがあります。
また、発祥地より、スパニッシュギターと呼ばれることもあります。
フラメンコギターとクラシックギターの違いは、以下に詳しく記載していますのでご確認ください。
以上より、ギターの種類を図にすると以下のようになります。
フラメンコとはどんなもの?
フラメンコは、スペイン南部のアンダルシア地方で継承された芸術です。
2010年にユネスコにより、スペインの無形文化遺産に登録されました。
フラメンコというと、踊りをイメージされる方がほとんどだと思います。
その踊り手とともに、ギター伴奏と歌がセットで三位一体になっています。
踊りてのことを「バレイ」といい、歌は「カンテ」と言われています。
フラメンコの動画などを見る時に、バックに歌い手と伴奏者がいることをチェックしてみてください。
日本でもフラメンコの踊りの教室は全国各地であり多いですね。
フラメンコギターの魅力
「フラメンコ と ギター をかけあわせたもの」が、フラメンコギターです。
フラメンコとギターの両方の魅力を持ち合わせています。
フラメンコの伴奏がギターであることは、前章にて説明しました。
そのフラメンコギターの特徴を紹介します。
フラメンコを見たことのある方はわかると思いますが、踊り手は割れんばかりの大きな音で足を踏み鳴らし、歌い手は大声で歌を歌います。
よって、ギターもそれに負けない音を出す必要があります。
フラメンコギターでは弦を弾いて音を出すだけでなく、ギターのボディを叩いてリズムをとったり、パーカッションのような役割も果たします。
これが他のギターと違う大きな特徴ですね。
また、フラメンコギターは、踊り・歌の伴奏だけでなく、ソロギターとしての演奏もあります。
フラメンコギターをやっている人は、踊り・歌の伴奏として楽しむ人もいますし、ソロギターとして楽しむ人もいます。
元々は、踊り・歌の伴奏だったのですが、近年、パコ・デ・ルシアなど、ソロギターとしても有名になり、普及しました。
私は、はじめはソロギターに憧れてはじめました。
でもやっていくうちに踊り・歌の伴奏の面白さがわかってきて、今では、踊り・歌の伴奏とソロギターをどちらも楽しんでいます。
まとめ
フラメンコギターがどういったものであるか、その魅力を紹介しました。
いかがでしたでしょうか?
楽しみ方は、人それぞれに千差万別です。
自分にあった面白さをみつけ、徐々に理解していくといいかと思います。
コメント